【アップデートあり】香里能楽堂立ち退き前に、生きた舞台の映像化を

現能序章2021

大変多くの方々からのご支援、心より感謝申し上げます

クラウドファンディングの結果
ご支援金 1,410,000(目標金額1,000,000円に対し141%)
ご支援者数 155
という大変にありがたいご支援を賜りましたことを、ご報告させていただきます。

大阪香里園に御座います香里能楽堂は、今年で五十五周年を迎えます。
しかし、京阪電車高架事業により道路拡張のため客席の半数以上無くなり、能楽堂としての運営が大幅に縮小されます。
街が新しく便利で快適になる事との嬉しさと、今迄の思い出が交差し、複雑な心境であります。
何処の能楽堂も、やがて建て替えや移転時期を迎えるので、必ずやってくる道と思っております。

7月2日の現能序章2021と題しまして、私の高校の同級生と起ち上げました催しになります。
現在活動休止しているバンドマンの彼は、音楽と能楽で今までに無い催しが出来ないか、この大変な時期を必死で過ごされてる方々、またはアーティストを応援する企画を考えてくれました。

勿論こんな時期に開催せずともと、反対のご意見もある事は承知しております。
しかし今しかなく、リスクをどうクリアして、考え努力する事に、私は生き甲斐を感じました。
無い知恵を絞り今後も努力し開催して参りますので、余程の事象が起きない限り断念は考えておりません。

能楽堂が縮小される前に、今の姿と、能の世界をまだ知らない方へ、伝統芸能と現代エンタメで新たな可能性への挑戦が始まりました。

不思議と、一所懸命もがいておりますと、手を差し伸べていただく事が、今回たくさん頂きまして、本当に感謝しかありません。

香里能楽堂で能を舞わさせて頂くのは来月で最後になりますが、悔い無く、感謝を込めて勤めさせて頂く所存で御座います!

今後共どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

辰巳大二郎
2021年6月27日


〝野村萬斎〟出演!立ち退き寸前の能楽堂イベント映像化プロジェクト!
趣旨にご賛同いただき、クラウドファンディングにご協力いただける方、よろしくお願いいたします。

「京阪本線連続立体交差事業」により、2021年7月に立ち退きが決まってしまった大阪府寝屋川市の〝香里能楽堂〟その刻まれた55年の歴史や佇まい、そして皆様の大切な記憶や思い出を後世に伝承するべく、7月2日に香里能楽堂で行われるイベントに完全密着した”ドキュメンタリー映像”を制作する予定です。

くわしくはこちらから

辰巳大二郎よりご挨拶

今、世の中は大変な状況にあり、多くの方々が身も心もお疲れになられていると存じます。

そんな中、日々の活力を見出すため、エンターテイメント(エンタメ)は必要不可欠な要素だと思います。

数百年もの歴史を紡ぎ続け、日本文化を伝承し、そして人々を魅了し、感動を与え続けている伝統芸能。

それはまさに”エンターテイメントの礎”ではないでしょうか。


その古来から受け継がれる伝統芸能が持つ計り知れない力で、皆様に笑顔と勇気、そして感動をお届けしたいという強い想いに駆られ、

この度2021年7月2日(金)に大阪〝香里能楽堂〟にて
現代エンタメと伝統芸能を融合したスペシャルイベント

〝現能序章-GENNOH PROLOGUE-2021〟を開催させて頂くことになりました。

よく「伝統芸能は敷居が高い」と思われがちですが、その多くの人々が持つ固定概念を取り払うため、伝統芸能だけの演目ではなく、アイドルやアーティストのライブなどの〝現代エンタメ要素〟も取り入れ、間口を広げた”親しみやすく参加しやすいイベント”をコンセプトに掲げております。

現役能楽師や狂言師を始めとする伝統芸能の方々や、今の時代をひた走る女性グループなど、
このイベントにご賛同してくださる様々なエンターテイナーがご出演してくださいます。

イベントタイトルの【現能(ゲンノウ)序章(プロローグ)】には、
〝現代エンターテイメントと伝統芸能〟を組み合わせ、
今まで伝統芸能に触れたことのない方々にとって、新しい世界への始まりの一歩、

つまり〝序章(プロローグ)〟となるようなイベントにしたい、
という想いを込めて名づけました。

そして栄えある第一回目となるイベント会場には、
私が幼少期から何度もその舞台に立たせていただき、思い入れも親しみもある、
地元・大阪の寝屋川市〝香里能楽堂〟で開催をさせて頂く運びとなりました。

このクラウドファンディングタイトルにもございます通り、
この〝香里能楽堂〟 は道路拡張工事のため、今年7月でその歴史に幕をおろします。

くわしくはこちらから

ご支援方法はさまざま

たとえば…
【ドキュメンタリー映像DVDコース】3000円のご支援の場合

2021年7月に55年の歴史に幕を閉じる香里能楽堂にて、宝生流能楽師はもちろんのこと、現代に生きる狂言師・野村萬斎が舞い、そして現代エンタメ代表として、avex trax所属・大阪☆春夏秋冬のライブやブライダル業界のカリスマデザイナー・桂由美の衣装演出など、伝統芸能と現代芸能を融合した本イベントを収録した密着ドキュメンタリーDVD(非売品)をご提供致します!
リターン限定の完全非売品となりますので、貴重なレア映像作品となります

支援方法を選択し、必要情報を入力、クレジットカード等でお支払いを行っていただければ手続きは完了いたします。

なにとぞ趣旨を汲んでいただき、ご賛同いただければ幸いです。

12-18 船弁慶@コレド室町 水戯庵

12月18日は日本橋でお会いしましょう。
コレド室町には、日本の伝統芸能を和のお料理と一緒に楽しめる場があります。隠れ家のようにひっそりと佇む水戯庵。国内外の大切なお客様やご友人様にも、日本文化を非常に間近でご覧いただき、ご堪能いただくことができると思います。
宝生流のみならず、能楽五流を愉しむことができる贅沢な空間です。

 

【第一部・第二部】辰巳大二郎 川瀬隆士 今井基
【第三部】辰巳大二郎 川瀬隆士 今井基 杉信太朗 清水和音 佃良太郎 大川典良

第一部
開場11:00 開演11:15 終演11:55 お食事11:55~13:00

第二部
開場13:30 開演13:45 終演14:25 お食事14:25~15:30

第三部
開場17:30 開演19:15 終演19:55 お食事随時(公演中は除く)

■詳細はこちらから
水戯庵

水戯庵ステージスケジュールはこちらから

2019年夜能_年間スケジュール

2019年金曜の夜は宝生能楽堂へ〜夜能〜

年間6回の特別な夜。能を観に来てみませんか。

時間の進み方が早い日本社会。自分と向き合う時間はとっても重要です。
平日の夜に、気軽に楽しむ伝統の世界。伝統の担い手たちによる、能楽と話の音色に浸る至福のひととき。
お一人で(お忍びでも!)、気心の知れた方とご一緒でも、伝統芸能はハードルが高くてちょっと…という方も、この機会に宝生能楽堂に足を運んで見てくださいね。

2018年から始まった夜能@宝生能楽堂。
6回の公演を終えて、少しずつ定着して来ています。
2019年も多くの出会いがありますように!


初めての方、能に触れられている方にも嬉しい3つのポイント!

1.邦楽にチャレンジ!「対談解説」つき。
ゲストナビゲータと邦楽奏者、能楽師に夜鼎談式の解説。
演目解説のみならず、演者してんの鑑賞のポイントまでを丸ごとご案内します。
今日から邦楽デビューという方にも、頼もしい味方です。

2.本当の「お仕舞(おしまい)」
日常的に使う言葉「おしまい」。この語源が、実は能楽にあるとご存知でしょうか。
現代でいうアンコールのようなもので、公演の最後に紋付袴で謡のみで舞を舞います。夜能では、公演の最後に、特別なお仕舞いをご披露します。

3.宝生能楽堂「ナイトモード」
いつもの能楽堂が、おしゃれでゆったりした空間に変身?!
開場(17:30)より開演(18:15)まで、ビストロAbats.による夜能プレ・ディナーワンプレート(ワンドリンク付き)を¥1,600にてご提供します。

大二郎は、夜能の企画運営、時には出演者として各イベントに関わっています!
会場でお会いできると嬉しいです。
2019年には最終回で「黒塚」にシテとして出演します。


1月25日(金)

能:「車僧」シテ 金野康大
ガムラン:「ラーマヤナ〜アジアの神鷲ガルーダ〜」
特別鼎談:「車僧 天狗のルーツを探る」
仕舞 テーマ【京】:「右近」小林晋也 、「経政クセ」田崎甫、「鉄輪」東川尚史

2月22日(金)

能「草薙」シテ 當山淳司
雅楽「催馬楽 更衣 高麗壱越調 胡蝶楽 盤渉調 越天楽」中田太三・三浦元則・伊崎善之
仕舞 テーマ【剣】:「橋弁慶」亀井雄二、「鵺」水上優

4月26日(金)

能「藤戸」シテ 大友順
箏曲生田流「尾上の松」東京藝術大学学生
仕舞 テーマ【水】:「玉之段」亀井雄二、「天鼓」渡邊茂人、「船弁慶」佐野玄宜

5月31日(金)

能「舎利」シテ 高橋憲正
尺八「磯馴松」東京藝術大学学生
仕舞 テーマ【鬼】:「大江山」佐野弘宜、「飛雲」薮克徳

6月28日(金)

能「土蜘」シテ 小倉伸二郎
長唄・長唄三味線・邦楽囃子「島の千歳」東京藝術大学学生
仕舞 テーマ【絆】:「小袖曽我」今井基、「松風」金森隆晋、「富士太鼓」澤田宏司

11月29日(金)

能「黒塚」シテ 辰巳大二郎
箏曲山田流「赤壁賦」東京藝術大学学生
仕舞 テーマ【山】:「葛城キリ」小倉健太郎、「花月キリ」金森良充、「山姥クセ」宝生和英


公演時間 開演18:30(開場17:30)

公演内容

【鼎談解説】

18:30
司会:    日置貴之(白百合女子大学准教授)

【伝統芸能に触れるひととき】

19:00
たとえば雅楽、尺八、長唄など、東京藝術大学の皆さんとともにお送りします。

【能】

19:20
本格的な能を一番、お楽しみいただきます。

【仕舞】

20:20
能楽師の謡に合わせて、仕舞を二番または三番舞います。

20:35 おおよその終演予定
お時間は当日の演目によって大きく異なりますので、あらかじめご了承ください。

 

“2019年夜能_年間スケジュール” の続きを読む

3-11 嵐山(白頭)/鎌腹/海人(懐中之舞)@宝生会月並能3月

宝生会月並能
嵐山(白頭)・狂言 鎌腹・能 海人(懐中之舞)

■日時:2018年3月11日(日)14:00開演 / 13:15開場
■会場:宝生能楽堂
東京都文京区本郷1-5-9
(JR水道橋  東口から徒歩3分・地下鉄都営三田線水道橋駅 A1出口から徒歩1分)
[TEL] 03-3811-4843
[FAX] 03-3811-4591

能【 嵐山 あらしやま(白頭)

14:00
シテ: 辰巳満次郎
ワキ: 大日方寛
ツレ: 小倉健太郎
木守: 辰巳大二郎 ←出演しています!
勝手: 辰巳和磨
間 : 高澤祐介

後見: 宝生和英
後見: 小倉伸二郎
後見:  亀井雄二

大鼓: 大倉慶乃助
太鼓: 梶谷英樹
小鼓: 住駒充彦
笛 : 藤田貴寛

地謡: 山内崇生・野月聡・水上優・和久荘太郎
地謡: 東川光夫・大坪喜美雄・中村孝太郎・朝倉俊樹

 

狂言【 鎌腹 】

15:15
三宅近成

三宅右近
三宅右矩

 

<休憩15分>

能【 海人 あま(懐中之舞)

15:55
シテ: 亀井保雄
子方: 水上嘉
ワキ: 殿田謙吉

後見: 小林与志郎
後見: 高橋亘
後見:  澤田宏司

大鼓: 大倉慶乃助
太鼓: 梶谷英樹
小鼓: 住駒充彦
笛 : 藤田貴寛

地謡: 佐野登・大友順・小林晋也・高橋憲正
地謡: 金森秀祥・前田晴啓・高橋章・佐野由於

 

“3-11 嵐山(白頭)/鎌腹/海人(懐中之舞)@宝生会月並能3月” の続きを読む

1/13(土) 七宝会 新春公演_鶴亀・萩大名・葛城

1月13日(土)は七宝会 @香里能楽堂

最も古典にして、最もアヴァンギャルドな芸能 能楽をみなさまに!
新春に能の深淵な世界に触れてみませんか。

能【 鶴亀 】曲入

玄宗:    広島克栄
臣下:    森本幸
鶴 :    辰巳大二郎
亀 :    辰巳和磨

大二郎は、鶴で出演します!

狂言 【 萩大名 】

大名:    小笠原匡

仕舞 【 弓八幡 】

澤田宏司

   【 田村 】

山内崇生

能【 葛城 】神楽

山里女:   広島栄里子
葛城女神:  石黒実都
山伏:    福王知登

 

“1/13(土) 七宝会 新春公演_鶴亀・萩大名・葛城” の続きを読む

2018年新春からの公演予定

みなさま、新年あけましておめでとうございます!
本年も、何とぞよろしくお願い申し上げます。

さて、早速公演がスタートしております。
4月までの大まかな公演予定です。詳細はこれからになりますが、お近くで開催の際には、ぜひとも気軽に足をお運びください。
まずはお日にちのみ、お知らせいたします。詳細は追って、お伝えいたします。


2018年4月までの公演予定

1月1日 謡初め
1月6日 岐阜 サラマンカホール
1月13日 大阪 七宝会
1月14日 東京 月並能
1月19日 東京 国立能楽堂定例公演
1月20日 東京 五雲会

1月26日東京 夜能

1月27日 岐阜 サラマンカ能
1月28日 名古屋 名古屋宝生会

2月3日 東京 佐野登師演能会
2月4日 東京 立春能
2月11日 東京 能➕1 月並能
2月15日 東京 宝生インターンシップ
2月16日 東京 宝生インターンシップ
2月17日 東京 五雲会
2月22日 大阪 能楽養成会
2月23日 東京 夜能

3月1日 東京 宝生催し
3月2日 東京 澤田宏司師社中会
3月3日 東京 澤田宏司師社中会
3月4日 東京 山内崇生師社中会
3月10日 東京 国立能楽堂定例公演
3月11日 東京 能➕1 月並能
3月17日 東京 五雲会
3月18日 名古屋 名古屋宝生会
3月25日 東京 宝生会別会

4月1日 東京 みはな会
4月5日 東京 靖国神社薪能
4月7日 京都 金剛能楽堂15周年記念能
4月8日 東京 能➕1 月並能
4月14日 東京 五雲会
4月21日 大阪 七宝会
4月27日 東京 夜能
4月28日 東京 藤井雅之師社中会