2018年5月19日宝生能楽堂にて、『石橋(しゃっきょう)』披き無事に終了しました。
関係者のみなさま、誠にありがとうございました!
大二郎感想:
確かに無事に終わりまして、登竜門の一つを超えたという印象です。
披きの曲も初めてということで、後悔がないわけではありませんが(実は、もっとのびのびとできたかもしれないと思っておりました…)、翌日には大変清々しい気分でした。
終了まで事故もなく過ごすことができ、今日まで応援いただいた皆様には、心よりの感謝を申し上げます。今後とも、ご支援ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
終了後は、橙白会メンバーのみならず、前シテを勤めた今井基先生、囃子方の先生、辰巳満次郎先生、辰巳和磨先生、さらには全国津々浦々から駆けつけてくださったお弟子さん達、さらには写真家の杉山正巳さんという、大変豪華な面々で直会となりました。
『石橋(しゃっきょう)』は、『道成寺(どうじょうじ)』や『乱(みだれ)』と並ぶ能楽師の登龍門です。
舞台は中国、清涼山のあたり。仏跡を巡る旅をしていた旅の僧が、前半は静かな雰囲気の中で仏教観を語ります。
僧は、そこに現れた童子が告げた通りに待っていると、やがて獅子が現れ、牡丹の咲き乱れる中、獅子舞を舞い踊ります。
僧は、そこに現れた童子が告げた通りに待っていると、やがて獅子が現れ、牡丹の咲き乱れる中、獅子舞を舞い踊ります。
激しいお囃子が舞台を盛り上げ、大輪の牡丹が咲き誇る園に、雄壮な獅子が自由に戯れ舞う姿は、まさに秘曲の一つとしてふさわしいものです。
機会があれば、ぜひご覧いただきたい能の一つです。
機会があれば、ぜひご覧いただきたい能の一つです。