石橋_しゃっきょう Shakkyo

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舞台は中国、清涼山のあたり。石橋(しゃっきょう)は地名です。
仏跡を巡る旅をしていた旅の僧 寂昭法師が、前半は静かな雰囲気の中で仏教観を語ります。

法師は、そこに現れた童子と言葉をかわし、童子は長い橋の向こうは文殊菩薩の浄土であると告げます。そこで待てば吉兆があるという言葉の通りに待っていると、やがて獅子が現れ、牡丹の咲き乱れる中、獅子舞を舞い踊ります。

 

『石橋(しゃっきょう)』は、『道成寺(どうじょうじ)』や『乱(みだれ)』と並ぶ能楽師の登龍門です。激しいお囃子が舞台を盛り上げ、大輪の牡丹が咲き誇る園に、雄壮な獅子が自由に戯れ舞う姿は、まさに秘曲の一つとしてふさわしいものです。
機会があれば、ぜひご覧いただきたい能の一つです。

 

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